保護猫をケージから出すタイミング&見分ける方法3STEP!ケージが必要な理由3つ

保護猫ちゃんをケージに入れているけど、出たがっててかわいそう…

どれくらいでケージから出していいの?

ケージから出すタイミングの見分け方はある?

そんなお悩みを解決します。

新しい家族として保護猫を迎えたら、
早く仲良くなりたい!」と思うのは当然のこと。

でも、焦りは禁物です。

猫ちゃんが安心して新しい環境に慣れるためには、
適切なタイミングでケージから出してあげることが大切です。

この記事では保護猫ちゃんを迎えたときに、
  • ケージから出すタイミング
  • ケージから出せるか具体的に見分ける方法

を解説します。

最後まで読めば、
一緒に暮らす人と保護猫ちゃんの不安とストレスを解消し、
さらに同居生活をエンジョイできるようになりますよ♪

この記事でわかること
  • 保護猫をケージから出すタイミング
  • 保護猫をケージから出せるか見分ける方法3STEP
  • 保護猫にケージが必要な理由3つ
目次

保護猫をケージから出すタイミングは基本1W~2Wだけど猫それぞれに合わせる

保護猫をケージから出す時期の目安は、一般的に1週間から2週間と言われています。

しかし、これはあくまで目安。

猫ちゃんの性格や、置かれている状況によって、
最適なタイミングは大きく変わってきます。

ひつじ(やまだゆうか)

一番大切なのは、
保護猫ちゃんの様子をよく観察すること。

チェック項目
  • 怖がっていないか
  • リラックスしているか
  • 食欲はあるか

など、保護猫ちゃんからの大事なサインを見逃さないようにしましょう。

保護猫をケージから出せるか見分ける方法3STEP

「そろそろケージから出してあげたいな」と思ったら、
以下の3つのステップで猫ちゃんの準備度をチェックしてみましょう。

無理強いは絶対にNG。

猫ちゃんのペースに合わせて、ゆっくり進めていくことが大切です。

STEP①ケージの中で落ち着いて飲食ができるようになったとき

まずは、ご飯や水を落ち着いて食べたり飲んだりできるかを確認しましょう。

猫は警戒しているときや不安なとき、ご飯や水に口をつけない生き物。

なので、ケージの中でご飯を食べたり水を飲み出せば、第一段階は突破!

最初は警戒してなかなか口をつけない猫ちゃんもいますが、
時間が経つにつれて、少しずつ食べるようになるはずです。

しかし、ご飯を食べている姿や水を飲む姿をじーっと見るのはまだ禁止!

特にご飯を与えたときは、保護猫ちゃんひとりにしてあげましょう。

ひつじ(やまだゆうか)

可愛い姿を見たい気持ちはわかりますが、
グッと我慢して安心と信頼を勝ち取ることを第一に。

STEP②猫用トイレで排泄することを覚えたとき

ケージの中に猫用トイレを設置し、
ちゃんと排泄できるかどうかも重要なポイントです。

もし猫トイレを覚えていない状態でお家に放してしまうと、
部屋のあちこちで粗相してしまうことも。

例えば、ケージ内の
  • ペットベッド
  • タオル

などで排泄しようとする場合、まだトイレに慣れていない可能性があります。


最低でも3日ほどはケージ内で過ごしてもらい、猫トイレを覚えてもらうのがオススメです。

ただしケージを置いている場所の環境が悪いと、猫トイレを使ってくれないことがあります。

ひつじ(やまだゆうか)

ケージを置く場所は静かで、
かつ適度に人の往来があるところが良いですよ。

STEP③人への警戒心が薄れてきたとき

人が近づくとすぐに隠れてしまったり、シャーッと威嚇してくる場合は、
まだ人に対して警戒心を持っている状態です。

この状態でお家に放してしまうと、
家具と家具の間など狭い空間に入り込んで、出てこなくなる危険性があります。

実は私の同居猫を実家に連れて帰ったとき、すぐ部屋へ放してしまい行方不明になったことがあります。
そのときは仏壇の裏に隠れていて、事なき(?)を得ましたが…。

ただし「警戒心がなくなったな」と思って、
部屋に放したとたん豹変してどこかに隠れてしまった!なんてこともあります。

もし保護猫ちゃん自身がケージ内で過ごすことがストレスでないようなら、
丸2週間はケージ内生活でも良いでしょう。

2週間以上になると運動不足になるので、
ケージのドアを開けて好きなときに出られるようにすると良いでしょう。

警戒心をとくためには

保護猫ちゃんの警戒心をとくためには少しずつ距離を縮めて、

  • ケージ越しに優しく話しかける
  • スプーンに出したおやつをあげる
  • 手で直接おやつをあげてみる

などを毎日繰り返し行いましょう。

ひつじ(やまだゆうか)

猫ちゃんが自分から近づいてくるようになったり、
撫でさせてくれるようになったら、
警戒心が薄れてきたサインです。

保護猫にケージが必要な理由3つ

保護猫ちゃんを迎える際に、「ずっとケージに入れっぱなしにするのはかわいそう…」と思う方もいるかもしれません。

しかしケージは保護猫ちゃんが新しい環境に慣れるために、とても重要な役割を果たすんです。

ここでは、保護猫ちゃんにケージが必要な3つの理由をご紹介します。

理由①狭いケージでリラックスしてもらう

見慣れない場所、知らない人…保護猫ちゃんにとって、新しい家は不安でいっぱいの場所です。

そんな時、狭くて囲まれたケージの中は保護猫ちゃんにとって、
安心できる避難場所になります。

猫はもともと、狭い場所を好む習性があります。

ひつじ(やまだゆうか)

ケージという自分のテリトリーの中で安心してリラックスすることで、
少しずつ新しい環境に慣れていくことができるのです。

理由②家や人に慣れてもらう

保護猫ちゃんはケージの中から家の様子や家族の動きを観察することで、
徐々に新しい環境に慣れていくことができます。

無理に触れ合おうとせず、まずはケージの外から見守ることから始めましょう。

ひつじ(やまだゆうか)

猫ちゃんが自分から近づいてくるようになるまで、
焦らずゆっくりと時間をかけてあげることが大切です。

理由③安全なところだと理解してもらう

ケージがあることで「この家や人は安全な場所だ」と理解できるようになります。

ケージの中でご飯を食べたり、眠ったり、遊んだりすることで、
保護猫ちゃんは徐々に安心感を覚えていきます。

もしケージがなかったら家の中を徘徊して、
どこが安全な場所なのか探し回る必要があります。

初めての家を不安な気持ちでウロウロすることは、保護猫ちゃんにとって大きなストレスになるでしょう。

なのでケージの中に猫用ベッドやおもちゃ(誤飲しないもの)などを置いて、
快適な空間を作ってあげることが大事。

ひつじ(やまだゆうか)

猫ちゃんがリラックスできる空間を作ることで、
より早く新しい環境に慣れてくれるはずです。

まとめ|猫は環境の変化に敏感!具体的なタイミングを見分けてストレスを最小限にしよう

猫はとっても繊細で、環境の変化に敏感な生き物。

焦ってケージから出してしまうと、かえってストレスを与えてしまうこともあります。

保護猫をケージから出す時期の目安は、一般的に1週間から2週間

しかし、これはあくまで目安。

猫ちゃんの性格や、置かれている状況によって、
最適なタイミングは大きく変わってきます。

そこで本記事では、保護猫をケージから出すタイミングの具体的な例を解説しています。

保護猫をケージから出せるか見分ける方法3STEP
  • STEP①ケージの中で落ち着いて飲食ができるようになったとき
  • STEP②猫用トイレで排泄することを覚えたとき
  • STEP③人への警戒心が薄れてきたとき

ご紹介した3つのSTEPを参考に保護猫ちゃんの様子をよく観察し、
それぞれのペースに合わせて、ゆっくりと新しい生活に慣れさせてあげてください。

ひつじ(やまだゆうか)

保護猫ちゃんが安心して過ごせる環境を整えることが、
幸せな共同生活への第一歩ですよ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Webライター・編集・現役宅建士・元動物看護士
【得意ジャンル】不動産・動物・MBTI・アニメ

コメント

コメントする

目次